大学生の平均的な収入と支出(出費・生活費)の内訳を詳しく解説しています。
実家から通う場合と一人暮らしする場合を比較してポイントをまとめています。
大学生の収入と支出などのお金事情について知りたい方に向けて書いています。
大学生の収入と支出(生活費)の内訳について大学生協のデータを元に整理しました。
もくじ
大学生の収入と支出(出費・生活費)を考える
実家から通学するか、アパートやマンションを借りたり寮に住むかの違いによって、大学生の収入と支出には大きな差がでてきます。
以下に、それぞれを比較しながらポイントを整理しました。
大学生の収入と支出(出費・生活費)の内訳を生協のデータからみる
全国大学生活協同組合連合会「第53回学生生活実態調査の概要報告」を参考にしました。
調査実施期間は「2017年10〜11月」で、調査対象は「全国の国公立および私立大学の学部学生」です。
回収数は10,021(30大学・回収率32.3%)です。
それでは早速見ていきましょう。
実家から通学する大学生(通学生)の収入と支出(出費・生活費)
実家や自宅から通学する大学生の収入と支出を見ていきます。
実家や自宅から通学する大学生の収入
実家や自宅から通学する大学生の収入についてです。
- 小遣い 13,550円
- 奨学金 11,040円
- アルバイト 37,920円
- その他 1,540円
合計すると大体64,000円ぐらいです。
個人的なポイントは自宅から通学している大学生であっても、月に14,000円弱のお小遣いをもらっているところですかね。
お小遣いについてはこちらで詳しく解説しています。
実家や自宅から通学する大学生の支出(出費・生活費)
実家や自宅から通学する大学生の生活費(支出)についてです。
- 食費 12,580円
- 交通費 8,680円
- 教養娯楽費 9,470円
- 日常費 5,380円
- 貯金・繰越 18,880円
- その他 8,000円
こちらも合計すると63,000円ほどになります。
教養娯楽費には、入場・観戦・ゲーム代、インターネット接続料、ペット、園芸、宿泊、旅行、月謝などが計算されるようです。
食費については以下で詳しく解説しています。
一人暮らしや寮生活をする大学生(下宿生)の収入と支出(出費・生活費)
一人暮らしや寮生活をする大学生の収入と支出を見ていきます。
一人暮らしや寮生活をする大学生の収入
まずは、一人暮らしや寮生活をする大学生(下宿生)の収入についてです。
- 仕送り 72,980円
- 奨学金 20,190円
- アルバイト 28,770円
- その他 2,950円
合計すると、大体124,000円ほどですね。
一人暮らしや寮生活をする大学生の支出(出費・生活費)
続いて、支出(出費・生活費)がこちらです。
- 食費 25,190円
- 住居費 52,820円
- 交通費 3,330円
- 教養娯楽費 9,830円
- 日常費 6,070円
- 貯金・繰越 13,820円
- その他 9,940円
こちらも合計すると121,000円ほどになります。
通学生と下宿生の収入の内訳を比較
通学生と下宿生の収入の内訳を比較してみました。
実家や自宅から通学する大学生の収入(再掲):
- 小遣い 13,550円
- 奨学金 11,040円
- アルバイト 37,920円
- その他 1,540円
一人暮らしや寮生活をする大学生(下宿生)の収入(再掲):
- 仕送り 72,980円
- 奨学金 20,190円
- アルバイト 28,770円
- その他 2,950円
以下にポイントを整理しました。
大学生へのお小遣いと仕送り額がかなり違う
自宅生の小遣いが13,550円なのに対して、下宿生の仕送りが72,980円と60,000円ほどの差が出ています。
下宿するとなると、お小遣いや仕送りの額がかなり増えます。
大学生のアルバイトによる収入はそれほど変わらない
アルバイトでの収入は通学生の方が一万円弱ほど少ないですが、それほど大きな差はないようです。
下宿生の方が奨学金を10,000円多く借りている
下宿生は自宅生に比べて10,000円ほど「奨学金」による収入が多いです。
通学生と下宿生の支出(出費・生活費)の内訳を比較
次は支出の内訳を比較してみます。
実家や自宅から通学する大学生の支出(出費・生活費):
- 食費 12,580円
- 交通費 8,680円
- 教養娯楽費 9,470円
- 日常費 5,380円
- 貯金・繰越 18,880円
- その他 8,000円
一人暮らしや寮生活をする大学生(下宿生)の支出(出費・生活費):
- 食費 25,190円
- 住居費 52,820円
- 交通費 3,330円
- 教養娯楽費 9,830円
- 日常費 6,070円
- 貯金・繰越 13,820円
- その他 9,940円
以下にポイントを整理しました。
一人暮らしの家賃は大学生の大きな支出
最も顕著な違いが出てるのはやっぱり住居費の52,820円です。
下宿するとなると、住居費が大きくかかってきます。
ある程度の住居費は仕方がないので、他の所で節約できると余裕が生まれますね。
自宅から大学へ通う場合は交通費がかかる
一方で、通学する場合は住居費の代わりに交通費が多くかかってきます。
といっても、9,000円弱ほどなので、住居費と比べると差がかなりありますね。
大学が地方と東京にあるかで支出に差がでる
あくまでも上記の支出は平均的なものです。
大学が東京をはじめとする都市にある場合は、地方よりも確実に費用がかかります。
地方の場合は住居費が安く抑えられますが、一方で都市に住む学生の居住費は高くなります。
男女によって支出(出費・生活費)の内訳が異なる
男女によって支出(出費・生活費)の内訳が異なります。
女子学生の場合はセキュリティーがしっかりとした住居を確保する必要となる場合があります。
また、女子学生の場合はコスメティックなどに対する支出が増えると推測されます。
大学生は収入と支出(出費・生活費)のバランスを考えよう
大学に通うとなれば、学費に加えて多額の生活費もかかってきます。
また、奨学金を借りるかどうか、アルバイトをするかどうか、住居はどうするか、通学手段は何かなど、考えなければならないことは多岐に及びます。
より良い大学生活を送るためには、事前に計画をしっかりと立てておくのが吉です。
生活費や学費の分だけ大学を上手く活用しよう
高いお金を払って(もらって)、大学にいくのですから、将来に繋がる大学生活を送るのがベストです。
上手く大学を活用していきましょう。
お金が足りないと悩む大学生はお金の勉強をしよう
お金が足りないと悩む大学生はお金の勉強をしましょう。
お金について理解することで、節約する方法や、稼ぐ方法が見えてきます。
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