都会の人ってものスゴく歩きますよね。
都会に出てきてから1年6ヵ月を経験した田舎の人間はいつも思います。
田舎では、まず歩かないような距離を平然と都会の人は歩きます。疲れないのでしょうか。
「都会の人がよく歩いて、田舎の人は歩かない」と感じる理由を検討してみました。
もくじ
田舎の学生が都会にでてきて感じたこと
『都会の人はとにかくよく歩く』
上京したばかりの僕は毎日そう思ってました。
田舎の人が歩かない距離でも都会の人は歩く
僕が通っている大学から最寄りの駅までは約2キロあります。歩きだと20分くらいです。
僕が和歌山にいた時は、同じくらいの距離だとタクシーを使って家まで帰っていました。一方で、都会の人は2キロくらいだと結構多くの人が歩いていくイメージですね。
この距離を毎日歩くことにめちゃくちゃ驚きました。
当初、駅に向かう時には必ずバスを使っていましたが、友達と駅まで行くときは暗黙の了解的に徒歩で行くことになります。
今までこの距離を日常的に歩くことはなかった私にとってこれは何の修行?って感じです笑
田舎時代はゴミ出しですら疲れるからバイクで向かう
僕が和歌山で生活をしているときは、100m先のごみ捨て場までも原付でごみを運んでました。
一方で、都会の人は100mくらいだとスタスタと歩きますよね。
疲れないんですかねえ。
都会の人は歩くし田舎の人は歩かないという事実
都会と田舎では歩く数が一日で約700歩違うみたいです。
どちらの歩数が多いかというと、やっぱり『都会の人』なんですね。
参考:東京医科大学、「住む地域による一日の歩数の違い」
都会の人が田舎の人よりも多く歩く4つの理由
あまりにも多くの人が歩いて駅まで行くので僕も真似して一人で駅まで歩いて行ってみました。
歩くと周りの情景がよく目に入ってきます。
同じ方向を向かって歩く人、すれ違う人がたくさんいて、僕の田舎とは全然違います。
道路等もそれほど混んでいる訳ではないのにどうしてたくさん歩く人が多いんでしょうか。
普段を思っていることを以下に整理しました。(あくまで、僕の所感です)
都会は車に乗るより、歩く方が便利
都会は道も狭くて渋滞しているし、駐車スペースも少なく、コインパーキングも高いし、道路にも停め難いです。
一方の田舎は車に乗った方が自由度が高くなります。遠くへいけるし、道は大抵すいているし、ほとんどのお店に駐車場があります。
しかも車が入れないような細い道のところにお店があったりして、歩きの方が確実に便利だと思います。
都会は電車網が発達していて、お店が駅前にたくさんある
遠くへ行くために何か乗り物に乗るわけですが、都会では電車が最強です。
駅を降りたら歩いていける範囲に多くのお店がたち並んでいます。
そうなってくると「車orバイク」で行くよりも「電車+歩き」を選びます。
田舎で隣駅まで行こうと思ったらめっちゃ疲れます。30分どころじゃないです。
駅でおりても行きたいお店は遠かったりします。まず、駅が少ないですから。
都会人は車やバイクに乗らないことに慣れている
都会の人は歩き慣れしている感じがします。
逆に田舎人は乗り慣れています。
だから、田舎人は距離が近くても乗り物に乗るし、反対に都会の人は少し遠くても歩いて行ってしまうのではないでしょうか。
普段車に乗っている田舎の人は「どこかに行く=車」のイメージがあって、近くても乗ってしまうのでは?と思いました。
都会の歩き慣れた人につられて田舎の人も慣れる
4つ目の理由として、僕自身がそうであったように「周りの人間につられて歩いてしまう」ことです。
歩くのに慣れていない人も周囲の人が歩くことに影響されて、無意識の内にあることに対して抵抗を失っていきます。
そうして、知らない間に歩くことが当たり前になってしまいます。
僕だってもともと歩くのは、疲れてイヤなタイプだったのに、今では結構歩きます。
Twitterからみる『田舎』と『都会』の歩く
Twitterでも歩くことについてツイートがされています。
https://twitter.com/yuukoMaritika/status/1058671597274333184
東京に来たときは、普段の3~4倍ぐらいの距離を歩く。商店街は都会でなければ、繁盛しないことを実感する。ただでさえ疲れるのに、夫が「次は何線に乗るの?」と100回ぐらい聞くので、疲労が何倍にもなる。 pic.twitter.com/Cf80g0F72i
— 渡辺なおみ (@aoigogatu) October 26, 2018
田舎者だから都会を歩くと疲れる。。。
— はやてぃー@駅メモ (@Haya_Tea_Sta) January 31, 2018
やっぱり多くの人が都会はよく歩くし、疲れると感じているみたいですね。
都会は歩くのは体力がいる
都会で歩く生活をしていると、かなりの体力が求められます。
エクササイズだと思って歩いていますが、やっぱりかなり疲れますね。
田舎の人が体力を使ってそうなイメージがありますが、農業とかの体を使う仕事をしていない限りは、都会の人の方が普段から体力を使っていそうです。
田舎は歩くだけでは生活が完結しない
都会は徒歩圏内でほとんどの生活が完結します。
スーパーもあるし、レストランもあります。
一方の田舎は、スーパーが遠くてレストランなんて近くにはない。といった状況が多々あります。
歩くだけでは生活が完結しないので、そりゃ車に乗るよなといった感じです。
歩いた方が五感を使って季節を楽しめる
都会に出て普段から歩くようになって、いいなと思っているのは多くの感覚が刺激されるということです。
風の音や、季節の温度、木の匂いや、景色などの情報が車やバイクに乗っているときよりも感じられるような気がします。
田舎から都会に出るとギャップがある
田舎民が都会に出て驚くことは山のようにあります。
歩くことに関してもそうでした。
最初のうちは歩くのが辛いなと思っているのですが、慣れてくると運動にもなるし、楽しいものですね。
生活スタイルの差が田舎と都会の歩くに影響
田舎と都会では生活スタイルに大きな違いがあるからこそ生まれた結果であって、居住環境の差によって無意識の内に観念化されているのかななんて思いました。
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