英語学習・TOEIC

大学別TOEIC平均スコアランキングは古く、試験対象もバラバラ

「大学別TOEIC平均スコアランキング」をYahoo知恵袋や2ch、その他のブログなどで良く見かけます。

先月、僕の大学の授業でも「大学別TOEIC平均スコアランキング」が配られて、載っているスコアを元にして教授が話をする場面がありました。

大学のレベルを知るためにも多くの人が参考にされているかと思いますが、一体何年前の点数が使われているのでしょうか。

結論から言うと、「大学別TOEIC平均スコアランキング」は14年以上前のデータが使われており、かなり古いです。

実際に、Googleの「検索ツール」を用いて調べてみました。

 

『大学別TOEIC平均スコアスコアランキング』一覧

まず、以下がよく見かける「大学別TOEIC平均スコアランキング」の一部です。

 

938点 上智大学国際教養学部(※全体平均は732点)
920点 国際教養大学(全体平均)
877点 東京外国語大学外国語学部英語学科(※全体平均は719点)
874点 国際基督教大学(全体平均)
865点 上智大学外国語学部英語学科(※全体平均は732点)
823点 一橋大学大学院法学研究科(※学部の平均は619点)
800点 東京大学大学院生(文系)(※学部の平均は688点)
783点 同志社女子大学国際教養学科(3年次)
770点 早稲田大学国際教養学部
762点 神戸市外国語大学外国語学部英語学科
752点 東京大学(文科三類)(※全体平均は688点)
750点 慶應義塾大学SFC
732点 上智大学(全体平均)
725点 広島大学教育学部(英語科)
703点 東京大学大学院生(理系)(※学部の平均は688点)
719点 東京外国語大学(※英語学科平均は877点)
689点 青山学院大学
688点 東京大学(学部)
667点 関西外国語大学外国語学部英語学科
650点 日本外国語専門学校
649点 広島大学医学部
648点 神戸大学
641点 同志社大学
640点 東京工業大学
636点 千葉大学医学部
634点 獨協大学外国語学部英語学科
630点 立教大学
630点 大阪女学院大学
628点 宮崎国際大学(4年次)
628点 京都大学
620点 高校の英語教員のTOEIC平均スコア
619点 一橋大学(※大学院法学研究科の平均は823点)
617点 中央大学
615点 明治大学
599点 千葉大学薬学部
594点 立命館大学
580点 神奈川県立外語短期大学
570点 宮崎国際大学(3年次)
560点 中学校の英語教員のTOEIC平均スコア
550点 奈良女子大学
548点 千葉大学文学部
544点 千葉大学法経学部
538点 広島大学法学部
531点 千葉大学教育学部
524点 金沢大学
518点 千葉大学理学部
518点 広島大学歯学部
511点 千葉大学工学部
509点 広島大学文学部人文学科
504点 千葉大学園芸学部
503点 東京農工大学
499点 千葉大学看護学部
489点 広島大学総合科学部
483点 長崎大学工学部
469点 白鴎大学経営学部(3年次)
465点 白鴎大学経営学部(2年次)
477点 埼玉大学(2年次)
446点 広島大学工学部
440点 広島大学生物生産学部
425点 新潟大学(1年次)
418点 香川大学
414点 山口大学
411点 埼玉大学(1年次)
381点 日本大学文理学部英文学科
350点 宮崎国際大学(1年次)(※4年次の平均は628点)
332点 白鴎大学経営学部(1年次)

 

上記の大学以外にももっと多くの大学がランキングされたものがネットに出回っています。

これらの点数を参考にTOEICの目標点を決めたりすることもあると思います。

しかし、中にはスコアの公表元が確認できないものもあり、最新のスコアなのか古いスコアなのかを判別しにくくなっています。

一体、何年前のスコアが使われているのでしょうか。

Googleの「期間指定機能」を使って実際に調べてみました。

 

「大学別TOEIC平均スコアランキング」は14年以上前のデータもある

上記ランキングに載っている「国際基督教大学 平均スコア 874点」を検索してみると驚きの事実が分かります。

結果は2004年2月18日のページが検索にヒットします。(2017年5月20日時点)

つまり、14年以上前のデータが今も使用されていることになります。

国際基督教大学のTOIECスコアに限らず、その他多くのスコアも同様に10年以上前のデータのままです。

当時は最新であったスコアも長い年月が経ち古い情報となりました。

過去のスコアが消されることなく、新しいスコアが次々に足されていったことで今の「大学別TOEIC平均スコアランキング」ができあがったと思われます。

 

「大学別TOEIC平均スコアランキング」は試験対象がバラバラ

「大学別TOEIC平均スコアランキング」の試験対象は見事にバラバラです。

大学別TOEIC平均スコアランキングは色んな年代が混ざっている

TOEICが入試や就職試験をはじめとする多くの場で重要視される今、各大学の大学生が取得するTOEICの平均点は時代と共に大きく変化しています。

TOIECスコアを公開している広島大学を例に考察してみてみました。

H15年時点での新入生平均スコアが436点であったのに対し、H28年度新入生の平均スコアは490点と50点以上アップしています。

「大学別TOEIC平均スコアランキング」は年代が違うデータを比べているの点も考慮して、参考にするべきです。

最新のTOEICスコアが掲載されていたとしても過去のスコアと比較して大学に順位をつけることは難しいように思います。

 

大学別TOEIC平均スコアランキングは「試験対象者」がバラバラ

大学別TOEIC平均スコアランキングでは「入学者全員の平均点」や「希望者だけの平均点」が混ざっています。

「入学者全員の平均点」よりも「希望者だけの平均点」の方が高くなることが簡単に予想できます。

 

大学別TOEIC平均スコアランキングは「試験対象の学部」がバラバラ

また、試験対象となっている学部も様々です。

大学には複数の学部があったりしますが、英語系の学部ではそのほかの学部に比べて点数が高いです。

英語系の学部だけを対象に行った点数を大学の点数として掲載しているケースもみられますので考慮が必要になります。

 

大学別TOEIC平均スコアランキングは「試験時期」がバラバラ

その他にも、時期による違いというのもあります。

同じ2年生でも、新年度が始まったばかりの4月なのか、年度終わりの3月なのかでも違ってきます。

1年も違えば点数はTOEICの点数って全然違ってきますよね。

 

大学別TOEIC平均スコアランキングのデータは古い

大学別TOEIC平均スコアランキングのデータはかなり古いものがあります。

どんどんデータが上塗りされている状態になっています。

 

「大学別TOEIC平均スコアランキング」は参考程度に

データが古いものもあるので、あくまでも参考程度にとどめておいたほうが良さそうです。

大学別TOEIC平均スコアランキングを参考にする時は、さまざまな条件が混ざっているということを考慮する必要がありそうです。

 

参考にできる大学別TOEIC平均スコアランキングの条件

大学別TOEIC平均スコアランキングのデータを参考にするなら信頼性のあるものを選びましょう。

条件は以下の通り。

 

参考にできる大学別TOEIC平均スコアランキングの条件
  • 試験実施日が近年のものであること
  • 試験対象の学部が限定されていないもの
  • 学生全員が受ける試験であること
  • 試験時期が同じであること

 

こう見ると、世の「大学別TOEIC平均スコアランキング」がいかに信頼に値しないものかが分かると思います。

一方で、TOEICの結果を公表している大学法人もあるので、確認してみてください。

少なくとも上記の条件に当てはまっていれば、信頼に足りうるものである可能性が高いです。

 

公式データ:大学生のTOEICの平均点は568点

ちなみに、大学生の平均点などについては、公式のデータが公表されています。

こちらのデータは信頼性のがあり、公開テストを受けた大学生の平均点は568点となっています。。

IPテストではもう少し低い点数ですね。

TOEIC Program DAA2016 2016年8月版

 

 

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はたけん
学生生活8年目の現役大学生です。高専生として5年間を過ごし、その後、大学に編入しました。「大学生の日常をちょっと豊かにする」をテーマにはたけんブログ(月間50,000pv)を運営しています。大学生をしながら、エンジニアとしてベンチャーで働いたり、セブ島でマーケターとして月間25万pvのメディアを運営しています。詳細はこちら▶︎はたけんのプロフィール

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